【G大阪】最下位転落のポヤトス監督「この悔しさ、怒り、悲しみを糧に、1勝できれば流れは変わる」
ガンバ大阪のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
判定に不満も漏らす。
[J1 13節] 浦和 3–1 G大阪/2022年5月14日16:00/埼玉スタジアム
J1リーグ13節、ガンバ大阪は浦和レッズに敗れ、リーグ4連敗を喫して最下位に転落した。ダニエル・ポヤトス監督は試合後の記者会見で、順位表をまだ気にする段階ではないが、どうしても目にしてしまうもので、「この悔しさ、怒り、悲しみを糧にして、1勝できれば流れは変わると思います」と語った。
「痛い敗戦。良いチームである浦和に対し良いスタートを切れて先制できて、そこから押し込まれましたが試合をコントロールできていました。しかし今も全く理解できないPKが与えられました。(2失点目の)コーナーキックも、なぜリピートされたのか分かりません。もちろん、ミスは見つめなければいけません。減らしていかなければいけない。ただ、選手たちは全てを出し切る姿勢を見せてくれました。決めきるところは大切になると思います」
ポヤトス監督はそう判定にも少し不満を漏らした。また、GK東口順昭の先発復帰について、「普段素晴らしいトレーニングをしています。フィールド選手と同じく、姿勢は素晴らしく、その評価によりスタメンで起用しました」と説明した。
そして最下位という状況について問われると、スペイン人指揮官は次のように語った。
「率直に心配しています。監督も選手も意識していないとはいえ、どうしても目にすれば、悔しさ、怒りを持つものです。この状況を抜け出す力を持たなければいけません。そのためにトレーニングして、この悔しさ、怒り、悲しみを糧にして、1勝できれば流れは変わると思っています」
そのようにポヤトス監督は前を向こうとしていた。G大阪は6試合未勝利、4連敗。1勝4分8敗(13得点・28失点)の勝点7で、17位の横浜FCとは2ポイント差に。