日本代表MF鎌田大地、移籍先にマルセイユ浮上。有力候補は3チームか

「第３の選択肢になり得る」

　フランス１部オリンピック・マルセイユが、日本代表MF鎌田大地の獲得に名乗りを上げた。鎌田の「第３の選択肢」になり得るというが……。

　ドイツ・ブンデスリーガ１部アイントラハト・フランクフルトに所属する鎌田は、今季でクラブとの契約満了を迎え、すでに退団しフリートランスファーになることが決定している。移籍金をかけず獲得できることから、これまで数多くのクラブが接触してきた。そしてイタリアでは、セリエＡのACミランと「基本合意」に至ったとも報じられている。

　一方、SSCナポリがあきらめておらず、ミランを上回る条件を提示しているとも言われる。

　さらにイタリアメディア『コリエレ・デロ・スポルト』は５月18日、鎌田争奪戦についてレポート。ミランがリードし、ナポリが対抗にあると伝える。そこにマルセイユも加わり、鎌田サイドにとって「第３の選択肢になりうる」というのだ。

　これまでのところ、ボルシア・ドルトムント、SLベンフィカがオファーを出して、FCバルセロナも興味を示していた。またイングランド・プレミアリーグ勢もカマダを調査していて、先日はトッテナム・ホットスパーが「代表者」を試合に派遣し、実際にプレーをチェックしている。

　どちらかというと寡黙にプレーで証明するタイプの鎌田だけに、ピッチ外でのコミュニケーション力も少なからず求められるイタリアを、果たして選択するのだろうか。あるいはカタール・ワールドカップ（W杯）日本代表でチームメイトだった酒井宏樹も活躍したマルセイユ行きもあるのか!?　さまざまな選択肢が浮上している。