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【鹿島】樋口雄太がFC東京戦へ「球際での勝負、そこで負けてはいけない」

FC東京戦に向けて練習する鹿島の樋口雄太。(C)KASHIMA ANTLERS

昨季“ダブル”を喫した相手、「ここで勝たなければ上位へ行けない」。

[J1 14節] 鹿島 – FC東京/2023年5月20日15:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのMF樋口雄太が5月18日、2日後のホームでのFC東京戦に向けて抱負を語った。チームは5連勝中。ホームでスタイル変更に着手する相手に対し、「まず球際での勝負になる。そこで負けてはいけない」と強い覚悟を示した。

 昨季はリーグ戦2敗と“ダブル”を食らった。もう、負けるわけにはいかない。

「昨年は上位陣との対戦でほとんど敗れていました。そこで勝っていかないと上に行けません。FC東京は昨年からサッカーが変わっていますが、メンバーはほとんど変わっていません。やはりまず球際での勝負になります。そこで負けてはいけないと思います」

 鹿島はリーグ戦5連勝中、7勝1分5敗と勝点を積み重て暫5位につける。一方、FC東京は5勝3分5敗で11位。好調の要因を問われたアントラーズの14番は、「全員で守備をして、全員で攻撃できているイメージがあります。そこが勝てている要因の一つだと思います」と語った。

 また樋口自身は最近ボランチのみならず、サイドハーフで起用されることも。前所属のサガン鳥栖でもサイドでプレーしていた時期があり、ただ最近起用された左は初めてだったそうだが、「景色が変わりますが、やるべきことは変わりません。僕のなかでは大きな変化はなかったです」。各ポジションの役割について、「全員が共通理解できています」と言い、戦況に応じてマルチに対応し、チームを勝利へと導く。

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