ポステコグルーがトッテナム監督の“有力候補”、強化部と意外なつながり。アルネ・スロットは頓挫か…
アンジェ・ポステコグルー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
横浜F・マリノスの前指揮官がプレミアのビッグクラブに!?
スコットランド1部セルティックFCを率いるアンジェ・ポステコグルー監督(Angelos Postecoglou)が、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCの来季監督「有力候補」に浮上した。他にユリアン・ナーゲルスマン、ルイス・エンリケ、ルベン・アモリムら錚々たる候補者がいるなか、ビッグクラブを率いることになるのか!?
前横浜F・マリノスのオーストラリア人指揮官は、セルティックで連覇を達成。今季はUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場も果たした。契約は今シーズンまでと見られるが、“ボス”はセルティックでさらに野望を叶えたいと意欲も示している。
そうしたなか『ミラー』は5月25日、「ポステコグルーがトッテナムの誘惑に乗るかもしれない」と題したレポートを掲載した。
これまでスパーズの新監督候補として本命視されてきたフェイエノールトのオランダ人アルネ・スロットだが、予想以上の違約金を提示されたため頓挫したという。そこでドイツ人ユリアン・ナーゲスルマンを筆頭に、ルイス・エンリケ、ルベン・アモリムらも候補に挙がってきたが、ポステコグルーが「上位にリストアップされている」とレポートしている。
トッテナムのチーフ・フットボール・オフィサー(フットボール部門最高責任者)に就任したスコット・マン氏はオーストラリア人で、メルボルン・シティFCの最高経営責任者などを歴任。2019年からアジアの強化・スカウトを担当するシティ・フットボール・グループ・チャイナの最高経営責任者を務めている。「二人はAリーグ時代からつながりがある」として、ポステコグルー新監督が有力である理由を挙げている。
攻撃的スタイルを追求して頂点を目指す点など、両者の符号するところは多い。アンジェがスパーズの指揮官に就任する日が来るのだろうか!?