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横浜FMマスカット監督がセルティック後任候補に!しかし唯一で最大の問題点が…

横浜FMのマスカット監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

経歴とともにアタッキングフットボールの共通度も高く。

 アンジェ・ポステコグルー氏のトッテナム・ホットスパーFC監督就任に伴い、セルティックFCの新監督の人選が次なる注目を集めている。セルティックのファンの間では、その経歴が重なる昨季Jリーグ王者 横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督を“推薦”する声が出ている。

 マスカット監督は2019年、ポステコグルー監督の後任として横浜FMを指揮。そしてカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表にも選ばれた前田大然がセルティックにも引き抜かれたなかでもチーム力を上げていき、2022シーズン、Jリーグ制覇を成し遂げた。オーストラリア時代からの経歴、何よりその追求するアタッキングフットボールの共通度は高い。加えて数多く所属し主力として活躍する日本人選手への理解度もある。

 一方、もしもマスカット監督がセルティックを率いる場合、唯一であるが大きな“問題”があるという。

 それは指揮官が2002-03シーズン、セルティックの最大のライバルであるレンジャーズでプレーしているのだ。そのあたりを気にするサポーターも少なくない。ただしわずか1シーズンで退団していて、そこまでのインパクトは残せていない。

 セルティックの強化が一体、何を優先するかで、セルティック・マスカット監督の可能性も高まるか。セルティックの次期監督が決定するまで、首位ヴィッセル神戸をしっかり2位で追撃する横浜FMにとっては、ソワソワする気が気でない話題に違いないが……。

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