【女子W杯】落選の岩渕真奈「みんなに気持ちを託したい」│日本女子代表(なでしこジャパン)

田中美南がフィット、浜野まいかも台頭するなかで――。

　サッカー日本女子代表（なでしこジャパン）の池田太監督が６月13日、来月開催されるオースラリア・ニュージーランド共催の女子ワールドカップ（W杯）に臨むメンバー23人を発表した。18歳で2011年のドイツW杯制覇に貢献した岩渕真奈だが、今回直前の欧州での活動にも参加していたもののメンバーから外れた。

　直近の欧州遠征で岩渕は精彩を欠き、一方、同ポジションである田中美南が長谷川唯との好連係からゴールを奪取。さらに19歳の浜野まいかもダイナミックな攻撃でチームを活力をもたらした。そうしたなか、池田監督は「理由は一つではありません」と、本大会のさまざまなシチュエーションを想定。背番号「10」を背負いなでしこを牽引してきた岩渕を選外とした。

　この発表直後、岩渕は自身のツイッター（@buchi_mana）を更新し、次のようにつぶやいた。

「今回メンバーに入る事はできませんでしたが、チームのみんなに気持ちを託せたらなと思います。 なでしこジャパンへの応援よろしくお願いします」

　そのように、W杯に挑むなでしこジャパン23選手への応援を呼び掛けている。

　日本は７月13日にユアテックスタジアム仙台で、「MS＆ADカップ2023」のパナマ女子代表戦に臨み、その翌日、W杯のグループステージを戦うニュージーランドに移動する。