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【日本代表 採点】三笘薫に最高点「5」。1得点・2アシスト久保建英は…

[マン・オブ・ザ・マッチ=MOM]三笘薫(日本代表)

好評価「4」が最多9人、デビュー森下龍矢は及第点だが――。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 6–0 エルサルバドル代表 /2023年6月15日19:10/豊田スタジアム

 キリンチャレンジカップ2023(国際親善試合)、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がエルサルバドル代表に6-0の勝利を収めた。谷口彰悟が開始1分にジャンプヘッド弾を決め、4分には上田綺世がPKで2点目。そのPKを得た際に相手に退場者が出て数的優位に立ち、計6得点のゴールラッシュを演じた。

 日本代表の全選手の採点と寸評は次の通り。5段階評価で、「5」が最高点、「1」が最低点。3ゴールをもたらした三笘薫に最高点「5」をつけた。最多は「4」の9人。最低点も及第点の「3」に。

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:エルサルバドル代表戦]
GK
12 大迫敬介 3
ピンチと言えたのは前半のクロス性のシュートとセットプレーだったが、無失点と結果を残す。次戦も先発か。

DF
2 菅原由勢 4 ▼HT
主導権を握れたことで、中からも外からもチャンスメイク。フル代表で初めて持ち味を出せた。レベルの高い相手に対し、今回に近いパフォーマンスを発揮できるか。

3 谷口彰悟 4
強烈なジャンプヘッド弾。エルサルバドルの足もとをすくい、精神的なダメージも与え、たちまち混乱をきたした。

4 板倉滉 3
数的優位に立ったことで、高い位置までインターセプトに成功。守備機会は少なかったため及第点に。

24 森下龍矢 3
デュエルではしっかり対応して封じた。いろいろな位置に顔を出していたが、サイドに張り出すと三笘のスペースを消すなど、そもそものチームとしての戦術的なゴール攻略の狙い(縦に速い攻撃を狙っているのは分かるが、サイドバックにタレントを置く効果)が見えてこなかった。

MF
5 守田英正 4 ▼76分
デュエルではスライディングで食い止めるなど、数的優位とはいえ狩人のプライドを見せつけた。

7 三笘薫 5 ▼HT 【マン・オブ・ザ・マッチ=MOM】
ファーストプレーでFKを得て、谷口弾をもたらす。さらに久保のゴールをアシスト、自らのシュートのこぼれ球を堂安が押し込んだ。一人エンジンが異なるスポーツカーに乗っているような活躍ぶり。

10 堂安律 3 ▼65分
“ごっつあんゴール”とはいえ、よく詰めていた。ただ、彼らしい一瞬で局面を変えてしまう打開は限られた。

19 旗手怜央 4
ゴールはなかったものの、相手が嫌がるポジション、味方が助かるポジションに入り、ゴールショーを黒子役となって支えた。

20 久保建英 4 ▼65分
1得点・2アシストの活躍。前半の二度の決定機がいずれも枠外シュートだった点はもったいなかった。そこを決めて次なる高みへ!

FW
9 上田綺世 4 ▼60分
PKでのゴール(DOGSOで相手は退場)に加え、確実に起点となった。負傷による離脱が発表されたが、9月のドイツ代表戦など強豪にもそのパフォーマンスを発揮できるか。

▼交代選手
13 中村敬斗 4 △HT
三笘の先発固定による“ポスト切り札”の本命に名乗りを上げる。

16 相馬勇紀 3 △HT
まさかの右SB起用で、クロスから古橋の得点をアシスト。それでも、あまり効果的とは言えなかった。終盤ウイングに入った際は、クロスからの崩しも効いて、やはりそこが“本職”だと印象付けた。

11 古橋亨梧 4 △60分 
セルティックでの好調を物語るような、相手の背後から飛び込みヘディングでゴール! ペルー戦は先発起用か。

17 川辺駿 4 △65分 
ほとんどプレッシャーを受けない展開だったとはいえ、気持ち良くプレー。ピッチ全体を俯瞰しているように、試合全体をコントロールしていた。

18 浅野拓磨 3 △65分
試合の流れに唯一入り切れず。ただ「縦に速い攻撃」をキーワードにする森保第2次政権では、切り札的な役割を含めて今後も必要とされそうだ。

15 伊藤敦樹 ― △76分
全体練習に一度も参加していなかったが、味方を知ることを含めて、15分間ピッチに立った。

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