ミラン加入決定的、鎌田大地は「完璧なソリューション」。年俸4.6億円3年契約、本田圭佑以来のロッソネーロに│移籍情報

「トレクァルティスタ」と「右MF」で期待。

　日本代表MF鎌田大地のイタリア・セリエA（１部）ACミランへの加入が決定的となった。イタリア複数メディアが年俸300万ユーロ（約４億6000万円）の３年契約のオファーが提示されたという。すでに合意には至っていて、現在参戦しているキリンチャレンジカップが終わったあとサインすることになる。

『ミラン・ニュース』は６月19日、ミランにとって「カマダは最適なソリューション（課題解決策）だ」と、加入を歓迎するレポートを掲載した。クラブは鎌田に「トレクァルティスタ（トップ下）」、「右アウトサイド」として期待し、鎌田が加わることで武器であった左サイドの攻撃もより破壊力を増すと見ている。

　同メディアは、「ステファノ・ピオリ監督にとって、チームに最高のクオリティを備えるタレントであり、イタリアにてさらに向上できる即戦力を見出した」として、正式契約を待ち望んでいる。

　ミランでは2014年１月から2017年６月まで在籍した元日本代表の本田圭佑以来、二人目の日本人選手に。今季は１位SSラツィオ、２位インテル・ミラノに甘んじて、首位から４ポイント差の３位に終わった。

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　アイントラハト・フランクフルトと契約満了に至り、フリートランスファーとなって新天地を求めた。ボルシア・ドルトムントからは倍となる600万ユーロ（約９億2000万円）というオファーが提示されたとも言われるが、日本代表のトップ下はドイツ国外での挑戦を優先。鎌田がロッソネーロ復活のキーマンとなり、加えてUEFA欧州チャンピオンズリーグ（CL）での躍進も期す。