【川崎】チャナティップがパトゥムへ完全移籍。来日から6年、札幌時代にはベストイレブン受賞
チャナティップ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「チャナは今シーズンの途中でフロンターレの選手を卒業しますが…」
J1リーグ川崎フロンターレは6月21日、タイ代表MFチャナティップがタイ1部リーグのBGパトゥム・ユナイテッドFCに完全移籍すると発表した。
フルネームはチャナティップ ソングラシン(Chanathip Songkrasin )。1993年10月5日生まれ、158センチ・56キロ。タイ・ナコーンパトム出身の29歳。
これまでのキャリアは、BECテロ・サーサナFC ─ ムアントン・ユナイテッドFC ─ 北海道コンサドーレ札幌 ─ 川崎。2017年7月のデビュー以来、来日からちょうど6年が経った。
今季はJ1リーグ2試合出場、ルヴァンカップ3試合・1得点、天皇杯1試合出場を記録。通算成績はJ1リーグ133試合・14得点、川崎ではリーグ27試合・3得点。札幌時代の2018年にはJリーグ・ベストイレブンを受賞している。
チャナティップは川崎を通じて、次のようにコメントしている。
「この度、BGパトゥム・ユナイテッドFCに完全移籍することになりました。川崎フロンターレの選手になった日から、ファン・サポーターの温かい応援がとても嬉しかったですし、感謝しています。
フロンターレに加入してから長い時間は経っていませんが、フロント、強化部、監督、コーチングスタッフ、選手のみんなと良い関係を築けたと思っていますし、皆さんにサポートしていただいたことに感謝しています。
チャナは今シーズンの途中でフロンターレの選手を卒業しますが、川崎フロンターレの歴史にチャナの名前が刻まれていることを誇りに思います。このフロンターレで選手として戦えたことを、とても光栄に思っています。
これからは、川崎フロンターレのファンの一人として応援していきたいと思いますし、目標であるJリーグチャンピオン奪還を応援しています。頑張ってください!」