×

脇坂泰斗が中村憲剛からの『川崎 14番』継承を語る「ヤストなりの14番を作り上げてくれ」

日本代表候補合宿での脇坂泰斗。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

日本代表入りへ意欲「クラブと代表は別ものだと言いつつ、同じものだとも思っています」

 サッカー日本代表の国内組による候補者キャンプ(1月17日から21日、千葉市内)に参加している川崎フロンターレのMF脇坂泰斗が19日、オンラインによる取材対応に臨んだ。そのなかで、今季、川崎でバンディエラ中村憲剛氏のつけていた「14番」を継承したことについて心境を語った。

 2年間つけてレギュラーポジションを掴むまで成長した「8番」から「14番」へ。その背番号の変更は、周囲を驚かせた。

 脇坂はその選択について、「強い気持ち」で決断。川崎が最も大切にしてきたナンバーの継承を担った。

「(その決断、この代表合宿への意気込みについて)やらなきゃいけない気持ちがあり、もちろんプレッシャーもあり、ここで成長したい気持ちもあります。いろんな気持ちがあり、クラブと代表は別ものだと言いつつ、同じものだとも思っています。注目してもらっている分、そこで何ができるのか。もっともっと求められるなかで、見せていきたいです」

 高い要求に応えて、自身もチームも進化していく。その“基本”は川崎でも、日本代表でも、どのチームであっても変わらない。限られた時間の中で追求し、何ができるかを見つめる。

 中村氏から何か言葉をもらったのか? そう問われると脇坂は「はい、たくさんいただきました」と笑った。「『ヤストなりの14番を作り上げてくれ』と言われ、そこは一番大事にしなければいけないと感じています」と頷いた。

 今回ともに合宿に参加している、チームメイトでもある山根視来とは練習後、時間をかけてJリーグとは異なるW杯アジア最終予選の公式球のボールの感触、特徴などを確認し合った。準備の段階から抜かりはない。

 川崎の14番、そして日本代表の脇坂泰斗。2022シーズン、注目の一人となる。

【注目記事】
マン・C、バルサ移籍…松井大輔が「見栄えはいいが、意味ない」と警鐘を鳴らす。“ヒーロー”になってこそ出世できる。内田篤人と語り合う

日本人選手市場価格ランキングTOP20。久保建英4位、南野拓実3位、1位は初めてあの男!Jリーグ勢トップ、浦和の酒井宏樹に

「令和鎖国だな」日本代表FW大迫勇也にも影響、神戸オーナー三木谷氏が新規入国禁止継続で激怒!「これは明らかに憲法違反」

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads