【移籍】三笘の盟友カイセドのチェルシー移籍「個人的条件ほぼ合意」「優先順位は最も高い」
ブライトンのカイセド。 (Photo by Steve Bardens/Getty Images)
交渉が停滞している!? そんな印象なのは――。
イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセド(Moises Caicedo)が、チェルシーFCへの完全移籍に向けて、「個人的な条件はほぼ合意」に至ったという。カイセド自身もチェルシーでのプレーを「最優先」に考えている。
今季プレミアリーグで快進撃を遂げ、チームは来シーズンの初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。日本代表の三笘薫とともにブライトンを牽引した21歳のボランチはこの夏、ビッグクラブへの移籍が容認されていて、複数クラブから関心を示されてきた。
冬の移籍マーケットで“強奪”を企てたものの未遂に終わったアーセナルFCだが、この夏、ボランチの補強は優先順位が低いという。そうしたなかブライトンが7000万ポンド(約120億円)から8000万ポンド(約137億円)の移籍金を設定するなか、チェルシーが獲得へ名乗り。実に8000万ポンドを用意するのではないかと言われている。
そうしたなか移籍情報を専門とし、ツイッターのフォロワー数1600万人に近づくジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は6月23日、次のようにつぶやき、カイセドの状況を整理した。
「チェルシーがモイセス・カイセドの獲得に動いている。個人的な条件はほぼ合意していて、現状でも選手の優先順位はチェルシーである。ただし、ブライトンへの正式なオファーはまだない。チェルシーはハフェルツ、コバチッチとサウジアラビア、その売却するための交渉で忙しいため」
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今季12位と低迷したチェルシーだが、主力選手の膨大な売却益を、カイセド獲得に充てるようだ。そしてカイセドを中心に、再びプレミアリーグとヨーロッパの頂点を目指すというプランが見えてくる。とはいえ、このスーパーボランチを巡っては、正式に契約書へサインするまで、まだ一波乱起きそう!?