【移籍】310億円オファー、モドリッチ拒否。レアル・マドリード残留へ
カタールW杯、3位決定戦を制したクロアチア代表のモドリッチ。(Photo by Richard Heathcote/Getty Images)
1シーズン延長、サウジアラビアには行かず。
スペイン1部レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(Luka Modric)が、間もなく「残留」を正式発表するという。
37歳のモドリッチは2022-23シーズンでレアル・マドリードとの契約満了を迎えた。クラブからはあと1シーズンの契約延長オファーがあり、これまで基本合意に至っていた。そこにサウジアラビア1部アル・ヒラルから2億ユーロ(約310億円)3年契約と、マドリードを大きく上回る条件が提示されていた。
モドリッチはその後、自身の去就について沈黙を継続。間もなく「決断」を発表するということだった。
そして移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が6月25日、ツイッター(@Fabrizio Romano)で、次のようにレポートした。
「ルカ・モドリッチ、サウジアラビアからアプローチがあったものののプランは変更せず。モドリッチは5月に報じられた通り、来シーズンもレアル・マドリードの選手となる。新契約は2024年6月まで有効だ」
スペインメディア『アス』もこれまで、モドリッチがレアル・マドリード残留を決めたと報じていた。白い巨人の10番は、マドリードの栄冠のため、まずその重要なキャリアの1年を捧げる。