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レアルのジダン監督、久保退団…もう移籍の話題はうんざり!?「早く9月2日になって」

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督。(C)Audi Cup 2019

「繰り返しになりますが…」

[スペイン1部 2節] R・マドリード 1-1 R・バリャドリード/2019年8月24日/サンティアゴ・ベルナベウ

 スペイン1部リーグ、レアル・マドリードはレアル・バリャドリードとのホーム開幕ゲーム、82分にカリム・ベンゼマのゴールで先制したものの88分に追い付かれて1-1で引き分けた。レアルは1勝1分。

 この試合前日の記者会見で、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、22日に決定した久保建英のRCDマジョルカへの期限付き移籍のみならず、いまなお燻るハメス・ロドリゲスやガレス・ベイル、マリアーノらの移籍全般について質問されて、次のように答えた。

「私たちが今考えているのは、ただ明日のゲームのことだけです。

 私のもとにいるのは、今ここにいる選手たちです。その選手たちとともに、全力で戦うのみです。(移籍に関して)いつも言っている繰り返しになりますが、他クラブと同様、9月2日まで何が起こるか分からず、あらゆることが起こり得ます。何人かが新たに加わるかもしれないですし、何人かが出て行くかもしれません。

 私としては9月2日になって、こうした質問がもうなくなることを願っています。明日良い試合をすることだけに集中しています」

 そのように移籍に関する質問に、もはやうんざりしているという感じでコメントしていた。

 ジダン監督はプレシーズンマッチでの活躍によって注目を集めた久保について、「彼はレアル・マドリードの未来です。(移籍マーケットが開いている間は)すべてが起こりうることではありますが、できればカスティージャとともに戦ってくれることを願っています」と語っていた。久保をプレシーズンの遠征メンバーに抜擢したジダン監督としては、できれば手元で見守りたいというのが本音だったようだ。

 バリャドリード戦はハメス・ロドリゲスを先発に抜擢したが、終盤の失点で勝点3を取りこぼた。指揮官は「勝点3にふさわしい内容だったが、後味の悪い終わりになってしまった」と、悔やんでも悔やみきれないという様子だった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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