【浦和-湘南】興梠の先制ゴール直後、電光掲示板が消えるハプニング。約3分間中断に
浦和対湘南戦、電光掲示板が一時消えるハプニングが発生。(C)SAKANOWA
まさに電光石火…。
[J1 12節] 浦和 – 湘南/2023年6月28日19:30/埼玉スタジアム
J1リーグ12節順延分の浦和レッズ-湘南ベルマーレ戦、ホームチームが興梠慎三のゴールで先制に成功した。しかしその得点直後、両ゴール裏の電光掲示板が消えて、試合が中断されるハプニングが発生した。
試合は立ち上がりから、両チームともに丁寧にビルドアップしながらゴール前でスピードアップを試みる展開に。湘南が何度か大きなチャンスを作り出したあとだった。
20分、浦和のボランチ岩尾憲がロングフィードを放つ。すると背後のスペースを突いた大畑歩夢が抜け出す。そしてペナルティエリア内でマイナスのクロスを放ち、これを興梠が冷静に合わせて、ゴールネットを揺らしてみせた。
するとスタジアム全体が歓喜に沸くなか、ゴールを祝福する映像が流れれていた両ゴール裏の電光掲示板が突然消えてしまうハプニングが起きた。
荒木友輔主審は一旦、選手をそれぞれのベンチ前に集めて、給水の時間にあてて中断。スタッフから事情説明を受けて、約3分後、試合はそのまま再開された。
両ゴール裏が暗くなった状態でキックオフされたが、電光掲示板はそのあと問題なく復旧。通常通りの映像やメンバー一覧が映し出された。
また、スタジアム北の空には雷雲が漂い、このゴールの時、稲光も確認された。ただその後、雷はスタジアムから遠ざかっている。
浦和のエースが決めた、まさに電光石火の一撃――。前半は1-0のまま、浦和のリードで折り返している。