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アンチェロッティがブラジル代表監督に就任へ。レアル・マドリードとの契約を終える1年後の2024年6月から

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督。(Photo by Angel Martinez/Getty Images)

CBFの熱烈オファーが結実する。

 スペイン1部レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が、2024年6月からブラジル代表の監督に就任することが内定した。セレソンを指揮するのは、レアル・マドリードとあと1年残す契約を終えてからということだ。

 移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が7月5日、自身のツイッター(@FabrizioRomano)で、次のようにレポートした。

「速報:カルロ・アンチェロッティが2024年6月からブラジル代表チームの新ヘッドコーチに就任する。CBF(ブラジルサッカー連盟)のエドナルド会長は、アンチェロッティが『コパ・アメリカ2024から』ブラジルの新監督に就任することを認めた。 カルロはレアル・マドリードとの契約を尊重するだろう」

 CBFは当初この夏、アンチェロッティ氏の招へいを目指してきた。CBFのエドナルド・ロドリゲス会長も「アンチェロッティを本当に尊敬しています。彼は選手だけでなく、ファンからも愛されています。ブラジルのどこに行っても、サポーターから最初に聞かれるのがアンチェロッティの名前です。適切な時を待ちましょう、実現できるかどうかを確認しましょう」と、熱烈なラブコールを送っていた。

 アンチェロッティ監督は4月の時点で、「ブラジルが私を欲しがっているくれていることは知っていますし、とても喜ばしいことです。しかし、契約を尊重しなければなりません。私の状況はシンプルです。マドリードが許す限り、私はここにいます」と語っていた。

 先月10日で64歳になった名将がレアル・マドリードであと1年戦い、白い巨人でもともに戦ってきたヴィニシウス、ロドリゴ、エデル・ミリトンらとともに、2026年のワールドカップ制覇を目指す。