レアル番記者が警鐘を鳴らす「魅力的なクボのマネジメントは重要な課題」

久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

『アス』紙で「彼のプレーの決断は全て理に適っている」など高く評価。

 スペインのスポーツ紙『アス』WEB版で、レアル・マドリードを取材するサンティアゴ・セグロラ記者が8月1日、久保建英についての提言レポートを掲載した。タイトルは「魅力的なクボのマネジメントは非常に重要な課題だ」。ジネディーヌ・ジダン監督のみならずクラブとして、18歳のこの原石をしっかり輝かせなければならないと、その扱い方に警鐘を鳴らす。

 記事では、このプレシーズンの「インターナショナル・チャンピオンズ・カップ」と「アウディカップ」の5試合について、最後はフェネルバフチェに5-3の勝利を収めたものの、”主力”といえるファーストセットの間は3-3であったこと、そしてプレシーズンの間に出た課題が改善されていないことを指摘。そのうえで「大きな進展は見られなかった」と、その内容に疑問符をつける。

 そのなかで、活躍を見せたのが久保建英だったと評価する。「少年は素晴らしいプレーを見せてきた」とたたえる。「機敏で狡猾で試合を読む知識が豊富で、ベイルのような選手ではない」と。

「すべてのプレーの決断が理に適っていて、まず最善の選択をする。彼は十分なスキルを持ち、しっかり表現できる。体は小さいものの、誰よりも勇気と献身を持ってプレーしている。ボールを失うことはほとんどなく、スペースをトカゲのように突く」

 そのように久保のプレーや能力を高く評価していた。そのうえで、次のように提言している。

「この素晴らしい選手をマネジメントすることは容易ではない。現在のレアル・マドリードの状況を考えるとなおさらだ。久保はただの選手ではない。その眩い輝きを失わせてはいけない。彼はベンチを温め続けるような選手でもないだろう」

 そして、クラブとしてこの問題に取り組むべきだと提言している。

 日本代表にも選ばれた18歳は、そのようにまさに異彩を放ち、スペインでも話題を集めている。むしろ、そのような話題の存在になるまで、まずはアピールに成功したとも言える。久保がさらに突き抜けるためには、どのような道を用意するべきか――この議論はしばらく続きそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:The management of the fascinating Takefusa Kubo is a crucial challenge.

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