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【移籍】アーセナル冨安健洋のセリエAからの噂はデマ!「オファーはない」

冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ロマーノ氏が“否定”。ただし…。

 イタリア・セリエAのSSCナポリ、インテル・ミラノが、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFC日本代表DF冨安健洋(TOMIYASU Takehiro)の獲得に乗り出しているというイタリア発の報道を受けて、8月2日、移籍情報を専門とするファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のツイッター(@FabrizioRomano)で「これまでオファーはない」と、そもそも動きなどないと完全否定した。

 冨安は昨季、特にカタール・ワールドカップ(W杯)の前後で負傷に苦しみ、シーズン終盤に欠場。彼の不在が響いて、ガナーズも星を落としていった。また最終盤でトミーは再び戦列復帰を果たしたものの精彩を欠いた。そうした状況も踏まえ、ボローニャFCでの実績ある冨安には、ユベントスFCなどが関心を示していると言われる。

 そして今回、アーセナルの放出要員のようなニュアンスで、名門2クラブが獲得に乗り出していると、イタリア行きの噂が出たのだ。しかしロマーノ氏によると、アーセナルはあくまでも主要メンバーとして計算していると、24歳の日本人ディフェンダーを放出する考えなどないことを次のように強調している。

「冨安健洋、報道されているようなイタリアのクラブからのオファーはない。彼はアーセナルのプランの上位主要メンバー(レギュラー)だ。

 アーセナルが新たなフルバックと契約した場合のみ、状況が変わる可能性はあるものの、現時点で接触も進行している話もない」

 そもそも話などない――。つまり噂どころか、まったくのガセであるということだ。

 アーセナルは現地8月2日にプレシーズンのエミレーツカップ決勝でASモナコと対戦。そして同6日には開幕を告げるコミュニティシールドで、マンチェスター・シティと激突する。

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 冨安は22日に行われたアメリカツアーのマンチェスター・ユナイテッド戦で左サイドバックとして先発出場し、ハーフタイムにキーラン・ティアニーと交代している。

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