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【浦和】荻原拓也がヤンマテ&エウベル封じるも決定機逸に「ダメっす、チームに迷惑をかけた気持ちだけが残っている」

浦和の荻原拓也。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「もどかしい気持ちでいっぱい」「攻撃の部分で、自分の価値を示していかなければ」

[J1 22節] 浦和 0–0 横浜FM/2023年8月6日19:00/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ22節、浦和レッズが昨季王者の横浜F・マリノスから数多くのチャンスを作ったがゴールネットを揺らせず、結局スコアレスドローに終わった。

 試合開始早々のビッグチャンス。最終ラインからギャップを突きながら前進してきた左SBの荻原がゴール前へフリーで抜け出す。待望の先制点か――と思われたが、アウトにかけようとしたボールが当たりきらず、ショットは枠外へ……。

 荻原はこのシーンについて語る。

「マイナスの近いところでカンテ選手を感じていて、ちょっと近すぎて出せないなと思い、シュートを選択しました。最初からゴールへ向かっておけば良かったかなと思います。最終的に足にしっかり当たらず決定機を逃し、その後の早い時間帯での交代もあり、ちょっともどかしい気持ちで、今はいっぱいです。決めたかったです」

 荻原はそう言って肩を落とした。一方、今季最多ゴールを記録している横浜FMに得点を許さず。守備面では対峙した強力ドリブラーのヤン・マテウスにほとんど仕事をさせなかった。

「自分の一番のタスク。そこをとにかく意識してやっていました。相当ストレスを感じていたようでしたが、そこでやるかやられないかが勝敗の生命線でした。途中からポジションチェンジしてエウベル選手が来て、二人と対峙しましたが今回は問題なくできました」

 荻原は頷く。

「リーグ優勝するためには絶対に負けられませんでした。その緊張感があるなかで思い切った試合展開ができて、前の試合よりもチャンスを作れたことはポジティブに思います」

 また、左MFで先発に抜擢された17歳の早川隼平との連係も機能し、早川が自ら仕掛けたり、そこでタメて荻原がスペースを活用したり、荻原が作り出したギャップを早川が突いたりと、いろいろな仕掛けを見せられた。ただ……。

 二人で作り出した最初の決定機を逃したことに、23歳のレフティはやはり唇を噛んだ。

「キーパーと1対1でしたから、俺が決めないと。ダメっす、本当に。チームに迷惑をかけたなという気持ちだけが残っています。守備の部分では最低限やれたと思います。ただ攻撃の部分では、自分の価値をまだまだ示せていませんね」

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 荻原はそのように語った。また天皇杯・名古屋グランパス戦後からの騒動もあったが、「勝っていたら起きていなかった。選手はやっぱり勝ちを目指してやるだけです。本当に僕らはそれだけです」と、ピッチで結果を残すしなかないと、その気持ちを改めて強調していた。その思いは感じられただけに……だからこそ悔しさも伝わってくるパフォーマンスだった。

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