【浦和】酒井宏樹がACLプレーオフ理文戦へ「前回王者としてではなく、新しい大会が始まる覚悟で闘わなければ」

「映像で見た以上のプレー」を警戒、相手を上回るモチベーションで臨む!!

[ACL PO] 浦和 – 理文／2023年８月22日19:30／埼玉スタジアム

　AFCアジア・チャンピオンズリーグ2023プレーオフ、J1リーグ（日本）の浦和レッズが８月22日、香港プレミアリーグ（１部）の理文足球会（Lee Man Football Club）とホームの埼スタで対戦する。

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督と酒井宏樹が試合前日の公式記者会見に臨み、キャプテンの酒井は「大事なのはディフェンディング・チャンピオンだから、それにふさわしいプレーをしたいということではなく、また新しい大会が始まるという覚悟で闘わなければいけない。それくらいタフな試合が続いていきますが、先のことは考えず、まず明日の試合に集中したいです」と決意を示した。

　先日行われたACLプレーオフ予選、理文はインドネシアのペルシサム・プトラ・サマリンダを相手に、オランダ人MFミッチェル・ポーリセンが２ゴール、ブラジル人FWのジルとエヴェルトン・カマルゴ、さらにスペイン人DFホセ・アンヘル・アロンソと、いずれも助っ人勢がゴールを決めて、5-1の勝利を収めた。外国籍選手枠をフル活用していて、決して侮れない相手である。

　酒井は、理文がPO予選以上にモチベーションを高くして日本に乗り込んで来ると警戒する。

「チームとしてまとまりがあり、マチェイ監督が言うように個の能力が高い選手が揃い、そこを警戒しています。彼らにもACL（本選）に出場するという野望があり、明日は映像で見た以上のプレーをしようと、非常に高いモチベーションだと思います。レッズはそれ以上のモチベーションで臨みたいです」

「浦和レッズに加入した最も大きい理由がこの大会でした」という酒井は、改めてACLへの思いも語っていた。

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「前回優勝した時のように素晴らしい経験ができるよう、明日は全力で勝ちたい。誰一人油断はありません。しっかりスタートから強いチームであると見せたいです」

　連覇を狙えるのは浦和だけだ。東地区代表として決勝で西地区代表の中東勢と戦う現方式は最後の大会となる（次回はベスト８から東西地区関係なくトーナメント制になる）。クラブワールドカップ（クラブW杯）も控えるなか、浦和が再び世界に向かって挑む！