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【移籍】フリーのアザール、「安価な基本給」で某クラブが獲得検討

レアル・マドリードでのアザール。(Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)

6クラブからのオファーを断る!?

 現在フリートランスファーとなっていて引退説も浮上しているカタール・ワールドカップ(W杯)ベルギー代表FWエデン・アザール(Eden Hazard)だが、イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスFCが獲得を検討しているという。

 32歳のアザールはレアル・マドリードと合意のうえ、2022-23シーズンで退団。フリーの身となって新天地を探していた。一方、長期化するケガの影響もあり、引退説も流れていた。

 そうしたなか『フットボール・トランスファー』は8月25日、クリスタル・パレスが「引退の危機から救うサプライズのオファー」を準備していると報じた。

 ただし、首都ロンドンに本拠を置き現在リーグ1勝1敗のクリスタル・パレスは、極めて冷静だという。基本給は抑えて出来高などオプションを高く設定し、まず1年契約で、その復活に懸けるというのだ。ロイ・ホジソン監督は商業的にも戦力的にも、まだ彼は何かを提供できるはずだと、その可能性を信じているそうだ。確かに、そこで一仕事してくれれば、大きなプラスを得られることも考えられるか。

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 2019年に1億1500万ユーロ(約180億円)でチェルシーFCからレアル・マドリードへ移籍。鳴り物入りでスペインに渡ったウインガーはケガに苦しみ、さらに10代だったロドリゴやヴィニシウスのブラジル代表組の強力な突き上げもあり出場機会を得られなくなっていった。結局、白い巨人での通算成績は76試合・7ゴール・12アシストにとどまった。

 また最近、彼の美容師が、アザールは6クラブから来たオファーを断ったそうだと語ったそうで話題を集めている。

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