「移籍金110億円!」長谷部の同僚コロ・ムアニ獲得へ、パリSGがオファー
フランクフルトのコロ・ムアニ。 (Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)
すでに個人合意、移籍マーケット最終盤の注目株に。
ヨーロッパ主要リーグの移籍市場の終了(9月1日)が近づくなか、その動向が注目されている一人がドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属するフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(Randal Kolo Muani)だ。フランスリーグ王者のパリ・サンジェルマンから完全移籍のオファーを受けて、「個人合意」に達しているものの、クラブ間の交渉がまだ続いている。もしもフランクフルトがこのエースを手放した場合、新たな戦力を補強する時間もなく、今回は見送られる可能性も高まりつつある。
昨年追加招集されたカタール・ワールドカップ(W杯)フランス代表で活躍し(モロッコ代表戦でゴールなど)、さらにブンデスリーガでは昨季32試合・15ゴールを記録。24歳のストライカーの市場価格は急速に上がっている。
すでに昨冬の段階からパリSGはコロ・ムアニを狙っていると言われてきた。ただ、この夏、クラブはキリアン・エムバペやネイマールの対応に追われ、こちらのオペレーションをなかなか進められずにいた。ただネイマールアル・ヒラルへの売却成功により、資金的にも元手ができたわけだ。
そんななか『フットメルカート』によると、コロ・ムアニとパリSGはすでに5年契約の個人合意に達しているが、まだフランクフルトが移籍金などの面で首を縦に振らずにいるという。
フランクフルトは最初の条件を拒否。交渉を続けるなかパリSGは「7000万ユーロ(約110億円)」で、再度オファーを提示し、返事を待っている。
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長谷部誠のチームメイトであるストライカーは、開幕から最前線を担い、すでに公式戦4試合・3ゴールを記録している。またパリSGも、マルコ・アセンシオ、エムバペ、ウスマヌ・デンベレの3トップが嚙み合いつつあるだけに……。この夏のビッグディールは見送られる!?