【浦和】新潟戦勝利へ3つのキーワード、川崎に次ぐボール保持率「一人ひとりの技術は高く警戒しなければ」池田伸康コーチが分析

「ボールを奪い合うシンプルなところで絶対に負けてはいけない」

[J1 26節] 新潟 – 浦和／2023年９月２日18:00／デンカビッグスワンスタジアム

　J1リーグ浦和レッズの池田伸康コーチがこのほど、９月２日のアルビレックス新潟戦に向けてオンラインによる取材に応じた。

　控えや若手選手とコミュニケーションを取る機会の多い池田コーチだが、マチェイ・スコルジャ監督のもと８か月が経ち、チーム全体で一体感を築けている実感があると語った。

「マチェイ監督は試合のピッチに向かう前、必ず『一体感』と言います。日頃の練習のなかでも『一体感を持って』『ワンチーム』と言います。それが当てはまるチームになっています」

　そして新潟戦へ――。浦和は現在公式戦３連勝（リーグ２連勝）中。一方、アルビレックスは今季初の連勝を狙った直近の鹿島アントラーズ戦を、0-2で落としている。

　池田コーチは次のように分析し、抱負を語った。

「リーグは残り９試合、４位につけていて負けられない試合です。（連戦を経て）休暇も取りながら準備する時間が１週間あり、新潟戦はさらに一体感を持って進めると思います。

　新潟のボール保持率は川崎フロンターレに次ぐもので、一人ひとりの技術が高く、ボールを保持する、ゴールに向かうところは警戒しなければいけないと思います。僕らの長所の一つである、みんながハードワークし、攻撃でも守備でも一体感を持って戦う、フィールドをコンパクトにして戦うことが勝利への一つの要因になると思います」

　池田コーチはそのように「ハードワーク」「一体感」「コンパクトフィールド」をキーワードに挙げていた。

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「球際やセカンドボールに対しての凡事徹底、当たり前のことを当たり前に、より高い意識で取り組むことが勝利につながると思います。そういった小さい部分に目を向けることは非常に大事です。90分で勝点３を取るためには戦術的なこともありますが、ボールを奪い合うシンプルなところで絶対に負けてはいけないと思っています」

　全方位からゴールを奪おうとしてくる。その新潟に対するボールの奪いどころをチームとしてある程度定められるかもポイントになってきそうだ。