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【浦和】天皇杯C大阪戦でも一部観客が「注意を聞き入れない事象」。決勝のルール順守徹底を呼び掛け

天皇杯準決勝の浦和対C大阪。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

準々決勝G大阪戦では5つの違反行為で、JFAからけん責処分を受ける。

 J1リーグ浦和レッズは12月18日、12日に埼玉スタジアムで行われた天皇杯の準決勝セレッソ大阪戦(〇2-0)で、試合会場で一部の観客が「スタジアム警備員からの注意を聞き入れていただけない事象」があったと公式サイトで報告した。そのうえで19日に国立競技場で開催される決勝の大分トリニータ戦で、「ご来場の皆さまには、観戦ルールおよび観戦マナーの徹底、ガイドライン上で禁止されている事項の厳守いただくとともに、スタジアム警備員・係員の指示に従っていただきますようお願い申し上げます」と呼び掛けている。

 また、以下のように、場合によっては「退場」もありうると注意もする。

「なお、警備員・係員の指示に従わない場合は、主催者の判断により退場となる場合がございます。また、新型コロナウイルス感染対策のため、会場内や移動時には、マスクの常時着用や手指の消毒、大きな声を出さないこと、座席での黙食など、各種対策の徹底へのご協力をお願いいたします。

 2021シーズン最後の試合、安心と安全を感じられる観戦環境を共につくり、最後には、歓喜のなかで一緒に天皇杯を掲げましょう」

 天皇杯を主催する日本サッカー協会(JFA)は、パナソニックスタジアム吹田で開催された準々決勝・ガンバ大阪戦の応援で5つの違反行為のあったとして、浦和にけん責処分を下している。加えてJFAは「同種の違反行為を今後重ねて行った場合には、その違反行為についてより重い処分となる、あるいはその可能性がある」と、警告をしていた。

<リンク>
・JFAサッカー活動の再開に向けたガイドライン https://www.jfa.jp/about_jfa/guideline.html

・天皇杯決勝 観戦ルール
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2021/manners.html

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[文:サカノワ編集グループ]

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