【大分】「不敗神話」新国立で継続なるか、過去4戦負けなし!天皇杯決勝、浦和と決戦へ
準決勝の川崎戦に臨んだ大分のイレブン。(C)JFA/写真:日本サッカー協会
中立地開催の“タイトルマッチ”は2連勝中。
[天皇杯 決勝] 浦和 – 大分/2021年12月19日14:00/国立競技場
大分トリニータが天皇杯の準決勝、リーグ王者の川崎フロンターレに113分に先制されながらも、120+1分にエンリケ・トレヴィザンが決めてPK戦に突入。そこでGK高木駿が3本をストップし、19日の国立競技場でのファイナルにコマを進めた。決勝の対戦相手は浦和レッズだ。
大分は旧・国立競技場では4度ゲームをしていて、負けたことがない。
◎2008年11月1日
ルヴァンカップ(当時・ナビスコカップ)決勝
〇2-0 清水エスパルス
得点者:高松大樹、ウェズレイ
◎2011年10月26日
Jリーグ7節
〇2-1 FC東京
得点者:前田俊介、長谷川博一
◎2012年11月22日
J1昇格プレーオフ決勝
〇1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉
得点者:林 丈統
◎2013年3月9日
J1リーグ2節
△1-1 川崎フロンターレ
得点者:安川 有
今なお伝説として語り継がれる2008年のルヴァンカップ制覇、そして田坂和昭監督の「1バック」布陣で林が決勝点を決めたJ1昇格プレーオフ決勝、いずれも中立地開催の“タイトルマッチ”は2連勝中だ。
しかもルヴァン決勝のウェズレイ弾(45+1分)、長谷川の決勝点(90+4分)、林の一発(86分)と、決勝点は土壇場に生まれているのも注目点に挙げられる(浦和は気を付けたい!)。
来季J2降格が決まったものの、今回まさに大分らしく這い上がり、新・国立競技場のピッチに初めて立つ。
不敗神話は続くのか? 勝利の女神はまだそこにいるのだろうか? 一戦必勝、片野坂知宏監督の今季限りでの退任の決定している大分が12月19日、一体どのようなドラマを起こしてくれるのか――楽しみだ。
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[文:サカノワ編集グループ]