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【移籍】セルヒオ・ラモスが感動の涙。セビージャ復帰決定、2万2000人が祝福

セルヒオ・ラモスの加入を伝えるセビージャ公式サイト。(https://sevillafc.es/)

「最初の連絡を受けた時、選択肢は『復帰』だった。感情的にも必然だった」

 フランス1部パリ・サンジェルマンを退団しフリートランスファーとなっていた元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が9月6日、スペイン1部セビージャFCに復帰することが正式に決定した。背番号は「4」。18年ぶりの復帰となる。さっそくラモン・サンチェス・ピスフアンでのプレゼンテーションに臨み、サポーター2万20000人から祝福を受けた。

 37歳のセンターバックは昨季フランス1部リーグで33試合・2得点と活躍。パリSG残留の可能性もあったが退団を選択。MLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミなどが関心を示し、さらにサウジアラビア1部アル・ナスル、トルコ1部のガラタサライSKがオファー。ガラタサライ行が近づいていると言われてきたが、古巣復帰を決めた。

 セルヒオ・ラモスは加入記者会見で、「(セビージャから)最初の連絡があった時、最初の選択肢は復帰であり、それは感情的に必然でした」と明かしている。

 急きょ決まったホームスタジアムでのプレゼンテーションに、サポーター2万2000人が集結。ラモスは「私はこのクラブのタイトル獲得を外にいながらも常に祝福してきました。私たちはヨーロッパの偉大なチームのひとつ。この喜びの瞬間を心から分かち合いたい。私はセビリスタであり、このエンブレムを守るためにここにいます」と、セビージャへの忠誠を熱く語った。笑顔とともに涙を浮かべるシーンもあったという。

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 スペインメディアは昨年10月の段階では、レアル・マドリードで実績を残す元スペイン代表キャプテンが今夏にMLSか日本を選択する可能性があると報道。ミズノとブランドアンバサダー契約を締結したことで、ヴィッセル神戸を候補に挙げていた(神戸のサプライヤーはアシックスだが……)。しかし今回、Jリーグ行きは実現しなかった。

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