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【浦和】リンセンの3ゴール演出、荻原拓也が語るホットライン「タイミングが合う」

浦和の荻原拓也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

自身もルヴァン杯大阪戦2試合フル出場、攻守両面で結果を残す。

[ルヴァンカップ準々決勝 第2戦] 浦和 3-0 G大阪/2023年9月10日19:03/埼玉スタジアム

 ルヴァンカップ準々決勝、浦和レッズがブライアン・リンセンの2ゴールとアレックス・シャルクの2試合連続ゴールで、ガンバ大阪に3-0の勝利を収め、2戦トータルスコア4-0で、準決勝にコマを進めた。ベスト4では来月、横浜F・マリノスと対戦する。

 リンセンはこの試合の2ゴールで、今季公式戦の通算を4ゴールに伸ばした。そして、そのうち3ゴールをアシストしているのが荻原拓也だ。23歳のレフティは「僕自身、今季は3アシストしかできていません。その3つ、全てがブライアンの得点につながっていますね」と相性の良さを語る。

 1点目は3月26日のルヴァンカップグループステージ2節・清水エスパルス戦(△1-1)の38分、小泉佳穂のパスを受けての左サイドからのクロスだった。

 2点目はリーグ4月23日の9節・川崎フロンターレ戦(△1-1)の81分、ドリブルで運んだ荻原のマイナスのパスから。

 そして3点目がこのG大阪戦、1‐0で迎えた63分、小泉からのパスを荻原がダイレクトに横パス。このボールをリンセンが押し込んでみせた。

 ビルドアップの『出口』になって左サイドの突破口となる荻原だが、リンセンとの相性の良さについて「自分の視野に入りやすく、(お互いの)タイミングが合って良いです」と頷く。

 荻原は今回、準々決勝の2試合にフル出場し、守っても2試合無失点と攻守両面で結果を残した。本人も「アグレッシブにやりたいプレーができました」と手応えを得ていた。

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 ここから2023シーズンの終盤戦を迎える。リーグ戦、ルヴァンカップ、ACLグループステージ、そしてクラブワールドカップ……楽しみな試合が控えている。「荻原―リンセン」のホットラインから、まだまだたくさんのゴールが生まれそうだ。