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ドイツ代表ナーゲルスマン監督就任へ「3つのハードル」。ドイツサッカー連盟は資金難

バイエルンでのナーゲルスマン監督。 (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

バイエルン時代の年俸は…。

 ドイツサッカー連盟(DFB)は、日本代表の大敗を受けてのドイツ代表ハンス=ディーター・フリック(Hans-Dieter “Hansi” Flick)前監督の解任に伴い、新指揮官の人選を進めている。DFBの123年の歴史のなかで初めての契約途中での「監督解任」に。

 ドイツの複数メディアは、前バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)が有力候補に挙がっていると伝える。ただし9月12日時点(フランス代表との試合が組まれている)、まだ話し合いや交渉には突入していないという。

『SPORT.1』のジャーナリストであるパトリック・ベルガー氏は自身のツイッター(『エックス』に改称)(アカウントは @berger_pj)で、ナーゲルスマン就任には「3つのハードル(課題)」があると指摘している。

 一つが、DFBが財政難に陥っているため、そこまで資金がないという。もう一つが、ナーゲルスマンの高額なサラリーで、バイエルン時代にはすでに650万ユーロ(約10億円)に達していたとされる。そのラインで、今夏もプレミアリーグ勢のクラブとの折衝もあったと見られる。

 加えてもう一つが、今回フリック前監督を解任したため、DFBは450万ユーロ(約7億円)とされるサラリーの支払いが必要になるのだ。

 契約の詳細は分からないが、そういった事情もあり、来年にEUROの自国開催を控えるなか、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ敗退から決断が遅れていった。

 またナーゲルスマンについては、チームがちょうど過渡期を迎えるバイエルンでの2021-2022シーズンから解任された昨季途中までの成績を、どのように捉えるかで意見も分かれている。TSG1899ホッフェンハイム、RBライプツィヒでは、自身も様々なトライをしながら成功を収めていった。

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 すでにタレントの揃うバイエルンでは1年目に結果を残し、大エースのロベルト・レヴァンドフスキがFCバイエルンに移籍した2年目は苦戦を強いられた。何よりまだ36歳であり、代表監督には時期尚早ではないかという声も多い。

 ただ、最高の仕事をする人間を最高のポストに登用する。それがドイツのモットーでもあり、十分考えられそうだが――。

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