久保建英がリバプールのエース後継者、「NEXTサラー」に指名!?
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本代表レフティはかつて「最も面白いサッカーをしている」とレッズについて語る。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが、スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)を『NEXT サラー』として、獲得するかもしれない!?
『ディス・イズ・アンフィールド』は、今夏、サウジアラビア1部アル・イテハドへの移籍が騒がれたものの残留した大エースであるエジプト代表FWモハメド・サラー(Mohamed Salah)が31歳という年齢もあり、リバプールにとって「後継者」探しは重要なテーマになっていると指摘する。
「いずれレッズはサラー抜きのプランを立てなければならず、右ウイングは多くの有望株が新たな選択肢としてささやかれている」
そこで「リバプールサポーターが興味をそそられている」一人が久保だというのだ。
今シーズン開幕からすでにスペイン1部リーグで5試合・3ゴールを決めている22歳の日本代表レフティは、「以前にリバプールのことを賞賛していた」と伝える。2019年の『ゴール』のインタビューで、彼は「最も面白いサッカーをしていると思うチームがリバプールです」と語ったコメントをピックアップしている。
「試合を見ていると、ものすごさを感じる。『お気に入り』というより、『ものすごい』という感じかな」
「速くて巧い選手が好き。どのビッグチームにもそういったタイプの選手がいて、彼らを見ているとすごい! と感じます。僕はあまりスピードがないので、圧倒的なスピードを持っている選手に魅了されます。そういう選手を見ると、『すごいな、すごいな』と感じるんです」
そういったコメントを引用したうえで、同メディアは「31歳になったサラーの去就にかかわらず、レッズは間もなく後継者について検討しなければならなくなり、久保がリバプールの求める多くの条件を満たす可能性が高い」と、具体的に条件面のチェックなど獲得へ動いていくべきだと進言している。
17歳のベン・ドーク(Ben Doak)がこのほど契約をかわし、今後サラーと代わって起用される時間を得そうである。ただ「後継者」となるタレントは必要になると強調する。
もちろん条項により、久保がレアル・ソシエダから次に移籍する場合、前所属であるレアル・マドリードにまず優先交渉権があると言われる。また実際に移籍が実現した場合には50パーセントの移籍金をマドリードが得られると見られる。
つまり、メガクラブへ行く場合、マドリードの意向も影響してくるのだ。そうした交渉を経て、リバプール久保が誕生することもあるのか!?
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例えば、南野拓実(Takumi MINAMINO)がレッドブル・ザルツブルクからリバプールに移籍してきたケースが思い出される。どこかのタイミングで両チームが対戦し、そこでインパクトを残すようだと、一気に現実味も増しそうだが――。