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なぜ、ダビド・デ・ヘアが「無職」なのか?

マンチェスター・ユナイテッドでのダビド・デ・ヘア。(Photo by Stu Forster/Getty Images)

サウジアラビア側と交渉したことにより…。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを退団したスペイン代表GKダビド・デ・ヘア(David DE GEA)が9月24日時点、いまだフリートランスファーのまま「無所属」となっている。

 マンチェスター・ユナイテッドは今夏、エリック・テン・ハフ監督のアヤックス・アムステルダム時代の教え子であったカメルーン代表GKアンドレ・オナナ(Andre Onana)をイタリア・セリエAのインテル・ミラノから獲得。ユナイテッドと契約延長の可能性もあった32歳の守護神は、クラブを離れることになった。

『フット・メルカート』は9月23日、「なぜ、ダビド・デ・ヘアを誰もほしがらないのか?」というレポートを掲載。記事によると、代表キャップ45を記録するデ・ヘア側は当初、サウジアラビア側と交渉したという。するとアル・ヒラルから相当な額のオファーを受けていたと見られる。しかしアル・ヒラルは結局、モロッコ代表GKヤシン・ブヌと契約をかわした。

 その額が一つの「基準」になったことが、一つ決断を遅らせる足かせになったそうだ。多くのクラブとの条件に、そもそも合致しないと判断していったと見られる。

 また、この夏に交際13年続けたタレントのエデュルネさんと結婚したデ・ヘアは、母国スペインへの復帰を優先したいと考えていた。そうしたなか2011年までアトレチコ・マドリードでプレーしたデ・ヘアに、レアル・ベティスが関心を示したが……結局ルイ・シルヴァ(29歳)、クラウディオ・ブラーボ(40歳)がそのポジションを担うこととなった。

 そして『デイリー・メール』は、守備力は抜群だが、“11番目のフィールドプレーヤー”として求められる技術にはやや難のあるデ・ヘアについて、「時代遅れ」というレッテルも貼る。そうした背景もあり、『ガーディアン』は「引退の可能性」にも言及している。

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 当面はフリー……『無職』の立場とあって、緊急補強を要するクラブでのプレーを目指すことになるか。スペインにこだわらなければ、手を挙げるクラブは出てきそうだが、果たして――。

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