レアル・マドリードが三笘薫のデ・ゼルビ監督「獲得を検討」? 本命は…
ブライトンでの三笘薫(左)とデ・ゼルビ監督。 (Photo by Eddie Keogh/Getty Images)
ラウール、ジダン…候補者は複数。
スペイン1部レアル・マドリードのイタリア人カルロ・アンチェロッティ監督は今シーズンで契約満了を迎え、そのあとブラジル代表の指揮官に就任することが内定している。その白い巨人の後任監督人事について、スペイン国内を中心に次第に話題になりつつある。
そうしたなかスペインのラジオ『カデーナ・セール』は9月27日、一つの可能性を提示。首都マドリードで活動する記者が「レアル・マドリードとまったく接点のなかった人材を活用する可能性もある。それが時にメリットにもなる」として、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCを率いるイタリア人ロベルト・デ・ゼルビ監督を推した。
するとイギリスのタブロイド『ミラー』が同日、この記事を引用。レアル・マドリードが、デ・ゼルビを後任候補として「獲得を検討している」と報じたのだ。
『カデーナ・セール』では、本命はバイエル・レバークーゼンを率いるスペイン人のシャビ・アロンソだと伝えている。41歳の指揮官はレアル・マドリードに2009年から2014年まで在籍し、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(二度)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに貢献している。そして監督としては、レバークーゼンで低迷期を脱して再建に成功。ただしこのドイツの名門とは2025-26シーズンまで契約を結んでいる。
一方、レアル・マドリードのセカンドチームを2019年から率いてきた46歳のラウール・ゴンザレス氏、さらには前指揮官であり浪人の続く51歳のジネディーヌ・ジダン氏も、マドリードトップチームの監督後任候補と言われる。
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やはりマドリードの“人脈”は幅広い。そう考えると、デ・ゼルビが就く可能性は現時点ではやや低いと見ていいだろう。