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北朝鮮が審判恫喝、日本人スタッフに殴るふり…アジア大会、U-22日本代表戦で問題行動

杭州アジア大会、U-22日本代表戦のあと、審判に詰め寄るU-22北朝鮮代表の選手たち。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

松村優太の決勝PKで、日本が2-1の勝利!ベスト4進出。

[杭州アジア大会 準々決勝] 日本 2-1 北朝鮮/2023年10月1日20:30(現地21:30)/Xiaoshan Sports Centre Stadium

 中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会(アジア大会)の男子サッカー準々決勝、U-22日本代表がU-22北朝鮮代表に2-1の勝利を収めてベスト4進出を果たした。

 日本は後半に入り、サイドの揺さぶりからゴール前中央に飛び込んだ内野航太郎(筑波大学)が先制ゴールを決める。そして一時同点に追い付かれたものの、78分、西川潤(サガン鳥栖)が得たPKを、松村優太(鹿島アントラーズ)が冷静に決めてみせる。その後も苦しんだ大岩剛監督率いる日本だが、2-1で辛うじて勝利を収めた。

 また、この試合、北朝鮮の選手たちが審判を恫喝するなど問題のある行動を何度か起こした。

 72分には、日本のスタッフが選手たちにボトルで水を渡していると、北朝鮮の選手がそこに割って入ってくる。そしてそのボトルの水を飲むと、日本人スタッフに殴るふりをしてみせた。この行為に対し、主審がイエローカードを提示した。

 さらに試合後、判定に不満を爆発させて選手たちが主審に詰め寄って恫喝。北朝鮮代表のスタッフが止めに入ったものの、選手たちは集団で審判を威圧し続けた。

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 この大会はアジア・オリンピック評議会(OCA)の主催となっている。敗退が決まったものの北朝鮮代表チームに対し、何かしらの処分が下される可能性もある。

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