コベントリーが坂元達裕の英語の先生募集「クラブに連絡を下さい」
坂元達裕。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「彼は好奇心旺盛」「日本人との対面での英語レッスンを真剣に望んでいる」
イングランドの実質2部(チャンピオンシップ)コヴェントリー・シティFCに所属する坂元達裕(Tatsuhiro SAKAMOTO)が、英語の先生を募集しているという。
今季ベルギー1部KVオーステンデから加入した坂元は、これまでリーグ6試合、カップ戦1試合の公式戦計7試合に出場している(スタメン3試合)。
地元メディア『コベントリー・ライブ』では、坂元はトリッキーかつ情熱的なプレーを見せるものの、まだ意思疎通の面で問題があるのではないかと指摘。するとマーク・ロビンズ監督は、「ポジションについてもっと理解を深めていけるだろう。例えば、ポジションによっては、もっとクロスを放ってほしいとも思う。またペナルティエリア内には選手二人がいる必要がある。その一人になってほしいこともある」と答えている。
一方、この東洋大学、モンテディオ山形、セレッソ大阪を経てヨーロッパに渡った26歳の日本代表(2試合に出場)ドリブラーが、環境に慣れるにはもう少し見守ることも大切だと指揮官は強調する。
「彼の英語はどんどん上達している。何より好奇心旺盛で、いろいろ質問をしてくれる。そして彼には色々なことが起こっている。別の国から引っ越してきて、家族もそうであり、全てと言える」
さらに、日本人の英語の先生を求めているとのことだ。
「彼は日本人との対面での英語レッスンを真剣に望んでいて、それは実際に必要で、理想的だ。(地元メディアに対し)このニュースやあなたが書く記事を読んだ人がいたら、クラブに連絡してください」
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ロビンズ監督はそのように真面目に、坂元の新たなサポート役を求めていた。そして『コベントリー・ライブ』は最後に「手伝ってくれる方がいたら、mark.hornby@ccfc.co.uk にメールをして下さい」と締めくくっている。