「来年は上田綺世がいる」レアル・マドリードがフェイエノールトの現エース、ヒメネスの移籍金を調査。プレミアリーグ3チームも「関心を示す」
フェイエノールトのヒメネス。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)
フェイエ希望額は5000万ユーロ(約80億円)?
スペイン1部レアル・マドリードが、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(Santiago Gimenez)の獲得の可能性を探るため、必要な移籍金などを所属クラブであるオランダ1部フェイエノールト・ロッテルダムに尋ねたそうだ。
日本代表FW上田綺世(Ayase UEDA)のチームメイトである22歳のヒメネスは今季これまで7試合・10ゴール・2アシストと活躍する。
『FICHAJES』によると、レアル・マドリードから関心を寄せられたフェイエノールトは、このエールディビジナンバーワンのストライカーの移籍金の希望額について「5000万ユーロ(79億1000万円)」と伝えたそうだ。
また、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFC、アーセナルFC、トッテナム・ホットスパーFCも獲得を検討しているという。同メディアはマドリードが今冬に動かなければ、来夏、ロンドンでプレーする可能性が高いのではないかと見ている。
そして『フットボール・トランスファー』はオランダ人ジャーナリストのマルティン・クラベンダム氏の上田と絡めたコメントを紹介している。
「この夏の段階で、すでにヒメネスには多くの関心が寄せられていました。そのため、フェイエノールトはウエダ・アヤセと900万ユーロ(約14億2000万円)で契約をしました。来年、ウエダが新たなエースストライカーとなるだけです。(さらに高く売却するため)チームはヒメネスがよりゴールを決められるように努めるでしょう」
ヒメネスは昨年7月、クルス・アスルから600万ユーロ(約9億5000万円)でフェイエノールトと4年契約を締結。さっそく32試合・15ゴールを決めて、リーグ制覇に貢献した。今季も活躍を続け、評価をより高めている。