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【浦和】荻原拓也「サッカーの本質的な部分、バトル、ファイトで上回らないと勝てない」。ACL浦項戦へ決意を示す

ACL浦項戦前日の公式記者会見に臨んだ浦和の荻原拓也(右)とスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

「選手だけでなく、サポーターを含め、スタジアム全体が一丸となってタフに戦わないと勝てない。厳しい大会だとアカデミーの時から感じてきました」

[ACL GS3節] 浦和 – 浦項/2023年10月24日19:00/埼玉スタジアム2002

 浦和レッズの荻原拓也が10月23日、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ(GS)3節の浦項スティラース戦前日の公式記者会見に臨み、この大切な一戦に向けて決意を示した。

 柏レイソル戦でインパクトのある左足のキャノン砲を突き刺した荻原は、これまで今季ACLにはプレーオフを含め全3試合に先発出場。ACLで力を発揮し、J1リーグ戦のチャンスにもつなげてきた。

「1位突破に向けて大事な試合。ACLは独特の雰囲気があり、特にアウェーでは本当に難しい試合だと感じています。選手だけでなく、サポーターを含め、スタジアム全体が一丸となってタフに戦わないと勝てない。厳しい大会だとアカデミーの時から感じてきました」

「韓国のチームとの対戦は歴史的に見てもかなり難しいゲームばかり。チームとして戦術的に上回ることもそうですが、サッカーの本質的な部分、バトル、ファイトで上回らないと勝てないと感じています」

 そして23歳のレフティは次のように浦項を警戒していた。

「特に気を付ける選手はFWのブラジル籍選手であり(2選手とも負傷しているとの情報も得ているとのこと)、代表に選ばれている若い選手など攻撃陣はクオリティが高い印象を受けます。コレクティブな守備、マンツーマンの守備に対し、自分たちが戦術的にしっかり打開しないと難しい。いい守備をするチームだなという印象はあります。ただ、自分たちのサッカーをどれだけ見せるか、自分たちにいかにフォーカスするかが大事な試合になると思います」

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 勝てばGS1位にジャンプアップできる。ホームでの一戦とあって、しっかり結果を残して勢いに乗りたい。荻原は「試合に出た選手一人ひとりがクオリティを発揮し、チームに貢献することが大事。その意味では明日も自分自身を含め、チームとして、自分たちのサッカーをして絶対に勝ちたい」と、このライバルとの火花散る一戦を心待ちにしていた。

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