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【浦和】前向きな完敗。ACL浦項に枠内シュート0本、チーム力の現在地を知る機会に

ACLのGS3節、浦和は浦項に敗れる…。(Photo by Kenta Harada/Getty Images)

躍動感あるカウンターから失点…。

[ACL GS3節] 浦和 0–2 浦項/2023年10月24日19:00/埼玉スタジアム

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)3節、浦和レッズ(日本、J1リーグ) が浦項スティーラース(韓国)に0-2で敗れた。今季の同大会初の黒星。首位の浦項とは5ポイント差が開いた。

 J1リーグとの連戦が続く浦和(28日はアウェーで鹿島アントラーズ戦)は、柏戦から大幅にメンバーを入れ替えて、この一戦に臨んだ。

 しかしホームチームは、最前線のゼカが潰れ役を厭わず強引にも闘い、さらに両ウイングが積極的に仕掛ける好戦的な浦項の後手を踏む。すると22分、アーリークロスからチョン・ジェヒに技ありのシュートを合わされ、浦項に先制点を奪われる

 さらに49分、スピードのあるカウンターに大畑歩夢がついていけず。キム・インソンのクロスをコ・ヨンジュンに流し込まれ、アウェーチームに2点目がもたらされる。

 浦和は元日本代表の中島翔哉、負傷明けの明本考浩、そして酒井宏樹、岩尾憲らを投入。相手の運動量が落ちて守備を固めた後半、敵陣で試合を進めた。

 大畑が惜しいシュートを放つなど、チャンスを作り出したが……レッズはゴールネットを揺らすことはできなかった。結局、相手のカウンターを警戒し、なかなか厚みのある攻撃を展開できず。浦和は枠内シュート0本で完敗を喫した。

 Jリーグにはないタイプのチームとの対戦で、メンバーを入れ替えたなか、チーム力の現在地を知ることのできた“前向きな完敗”と受け止めたい。

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 ACL次節、浦和は11月8日にアウェーで浦項と対戦する。またJ1リーグでは、10月28日、カシマスタジアムで鹿島と対戦する。

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