「約束通り戻ってきた」宇佐美がドュッセルドルフのサポーターに報告
対ボーフム戦、マークをかい潜り突破を図る宇佐美貴史。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アウクスブルクから再びレンタル。宇佐美の活躍が1部残留には不可欠。
宇佐美貴史が2018-19シーズンもデュッセルドルフでプレーすることが決まった。FCアウクスブルクからの再レンタル。現地報道によると、宇佐美は2020年6月までアウクスブルクと契約を結んでおり、デュッセルドルフが買い取りオプションを付けたという。
「宇佐美のデュッセルドルフ残留確定」が伝えられた8月4日、地元のドュッセルドルフ空港との協力でシーズンインを告げる「1部リーグチェックインイベント」が市内中心部のスタジアムで行われ、約1万人のサポーターが訪れた。そこで宇佐美が登場し、自身の口から今季も一緒に戦うことを発表した。
「皆さん久しぶりです。約束通り、戻ってきました。有難う、デュッセルドルフ」
そうドイツ語で語ったロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場した26歳の日本人アタッカーには、会場から大きな歓声が送られた。
昨季途中にアウクスブルクからレンタルで加入した宇佐美はブンデスリーガ2部で29試合8得点3アシストを記録。デュッセルドルフの1部昇格に貢献した。
ドイツでは通算5シーズン目を迎える。1部リーグでコンスタントに出場して結果を残す――。その目標を達成することが”マスト”であり、デュッセルドルフの1部残留の条件になるはずだ。
文:サカノワ編集グループ