「病みつきになる感覚」甲府MF鳥海芳樹が語るACLの“魔力”。11/8国立競技場で中国の浙江とリベンジマッチへ
ACLの浙江FC戦に向けて抱負を語った甲府の鳥海芳樹。(C)SAKANOWA
「皆さんが言っているように、病み付きになる感覚になってきています」
[ACL GS4節] 甲府 – 浙江/11月8日19:00/国立競技場
ヴァンフォーレ甲府のMF鳥海芳樹が11月5日、オンラインによる取材に応じて、3日後に国立で開催されるAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)4節・中国1部の浙江FCとの一戦に向けて抱負を語った。
チームそれぞれの特色あるスタイル、選手個々のフィジカルなどはもちろん、対峙する感覚そのものが異なる、まさに日本では味わえない“異次元”との遭遇。そのACLの醍醐味に触れて、鳥海も「病み付きになる感覚」が分かってきたと言う。
「アウェーでの中国の試合もそうでしたが、日本では味わえない雰囲気で、それにちょっと呑まれてしまった部分はありました。ホーム国立では、他チームのサポーターが駆け付けてくれて、普段経験できない雰囲気のなかで試合をさせてくれました。皆さんが言っているように、病み付きになる感覚になってきています」
10月25日に行われたアウェーでの浙江戦は、0-2で敗れた。このホームでの戦いはリベンジの機会となる。
「(アウェーゲームは)日本ではないような鳴り物での応援がありました。また、ワンプレーごとの声援があり、大したミスでもなかったり、そこまでのチャンスでもなかったりしても盛り上がり、それに飲み込まれてしまいました。選手は映像で見ている以上にプレッシャーを感じていました。今度はその経験を国立で生かしたいです」
甲府は首位メルボルンシティFCと勝点3差の2位。首位突破を狙うためには、ホームでの勝利がほしいところだ。
公式戦2試合連続得点中の鳥海自身は「ゴール前へ数多く顔を出せていると思うので、回数を増やして、3試合連発を狙っていきます」と決意を示した。
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勝ち進めば一段とヒリヒリする、より感情や心が揺さぶられさらに強烈な魔力のようなものを感じる決勝ラウンドのステージが待っている。
甲府が国立でのACL2勝目を狙う。