【鹿島】鈴木優磨「僕もタイトルを獲るため全てを捧げます。皆さんもアントラーズがもう一度這い上がるため一緒に闘って下さい」
鹿島の鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
最終戦セレモニーで訴える。
[J1 34節]鹿島 2-1 横浜FC/2023年12月3日14:03/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ34節、鹿島アントラーズが鈴木優磨と松村優太の得点で横浜FC戦に2-1の勝利を収めた。今季はリーグ14勝10分10敗の勝点52。
今季チーム最多14点目を決めた鈴木は試合後のセレモニーで、キャプテンとしてチームを代表してサポーターにあいさつした。鹿島の11番はまずサポーター、ファン、スポンサー、自治体などのサポートに「1年間、応援ありがとうございました」と感謝を伝え、次のように続けた。
「今年の結果には鹿島アントラーズに関わる全ての人が納得していないと思いますし、選手、スタッフも同じ気持ちです。チームとして前進できたこともあったと思いますが、なかなか上手くいかない時期もあり、前進と後退を繰り返すシーズンになり、改めてタイトルを獲る難しさを痛感しました。
ここ数年タイトルから遠ざかり、チームとしても、クラブとしても、アントラーズの真価が問われています。もう一度勝つために全員で戦う必要があると思います。苦しい時こそ、アントラーズが大切にしてきた、誠実・献身・尊重、そして一丸となって戦うことが求められています。
僕もタイトルを獲るために全てを捧げます。皆さんもアントラーズがもう一度這い上がるために、一緒に闘ってください。改めて今年1年間、本当にありがとうございました」
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鈴木はそのように、もう一度、鹿島一丸での共闘を呼び掛けた。スタンドを埋めたサポーターからは大きな拍手が送られた。