税金対策も全米級。大谷翔平の1000億円契約、980億円後払いか。山本由伸もドジャース本気で狙う
大谷に続きオリックスの山本由伸(!8番)も、ドジャースが狙う!?(C)SAKANOWA
10年契約の間は年俸2.9億円か。
プロ野球メジャーリーグベースボール(MLB)で、ロサンゼルス・エンゼルスからロサンゼルス・ドジャースへのフリーエージェントでの2024シーズンの加入が決まった大谷翔平の契約内容の詳細が明らかになりつつある。『ジ・アスレチック』は12月12日、7000万ドル(約1014億円)のうち9割にあたる6800万ドル(約987億円)が10年契約を終えたあとの10年分割払いになると報じた。そして球団への負担が減った分を活用し、ドジャースは今冬、オリックス・バッファローズからポスティングでのメジャー挑戦を狙う山本由伸投手の獲得を本気で検討しているというのだ。
同メディアによると、大谷が結んだ契約について、10年間は年俸200万ドル(約2億9000万円)を受け取り、それを除く全て6800万ドルを契約終了後の2034年から2043年まで繰り延べて、無利子で受け取る内容だと伝えている。この「後払い」は大谷サイドからの提案とされ、これにより「ドジャースはキャッシュフローの余裕が生まれ、補強などに柔軟性を持たせることができる」と大きなメリットがあるというのだ。これによりドジャースも俗に「贅沢税」と呼ばれる税金対策にもなるそうだ。
また、こうした「後払い」が問題ではないことも、労働協定には記されているとのこと。
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そしてドジャースは、「フリーエージェント(ポスティングシステム)となった日本人の右腕である山本由伸、タンパベイ・レイズの右腕タイラー・グラスナウをターゲットとしていて、いずれも投手市場の上位に残っている」として、大谷&山本の日本人スーパースターのW獲得も視野に入れているということだ。