【WBC】大谷翔平、サプライズ登板ある!?「言いづらいけど…誘惑に駆られるかも」。ドジャースのキャンプを離れ、侍ジャパン合流へ

ドジャースのピオリアキャンプで投球を行う大谷翔平。写真:AP/アフロ

“ワンポイントピッチャー”はルールで実質禁止だが…

 メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースは2月23日(現地時間)、大谷翔平(Shohei OHTANI)がキャンプを離れ、3月開幕のワールドベースボールクラシックに臨む侍ジャパン(野球日本代表)に合流すると伝えた。

 大谷は今大会、打者に専念することが決まっている。ただ、現地で取材に応じたスーパースターはそれでも「もしあの状況になったら……」と胸中をのぞかせる場面があった。

 想定されたのが、アメリカ代表との決勝での再戦というシチュエーションだ。2023年大会は、当時エンゼルスの同僚だった主砲マイク・トラウトとの対決を制して優勝を決めた。今大会は登板しない方針であっても、マウンドに上がりたい衝動は抑えられるのか。大谷は通訳を介して、「言いづらいけど、トラウトが来たら、誘惑に駆られるかもしれない」と率直に語った。

 球団編成本部長アンドリュー・フリードマン氏は、右肘手術からの復帰過程や、ポストシーズンまで戦った昨季からの短いオフを踏まえ、「長期的視点で慎重に」と、このシーズン前の短期決戦で大きな負荷がかかることを懸念する。10月まで大谷が先発ローテーションの柱となることを見据えている。

 大谷は侍ジャパン合流後もブルペンやシミュレーション登板などで投球強度を維持していく見通しだ。ドジャースのキャンプ最終日には実戦形式で2イニング相当を投げ、その後に打撃練習を行うなど、投打の両立を意識した調整を続けてきた。

 なお、WBCでも適用されるMLBのルールでは、救援投手は原則として「最低3人の打者と対戦する」か、「イニングを完了する」必要がある。いわゆる“ワンポイントピッチャー”を多用させないためだ。

 ただし、イニングの最後の打者として登板するケースは規則上可能である。仮に9回二死から登板すれば、条件を満たすことになる。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、二刀流起用の前提は相互理解と信頼だと強調する。大谷が誘惑にかられる場面が訪れるのか――。

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 まずは“打者・大谷”としてWBC連覇を目指しながら、投手としての準備も並行して進めていく。