「ミストサウナのようで減量に最適」反町監督。松本が讃岐に辛勝首位キープ
松本山雅のDF橋内優也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
浦田の1点を守り抜く。次節、2位の町田とホームで対戦。
[J1 21節] 讃岐 0-1 松本/2018年8月11日/ピカスタ
松本山雅FCが開始3分に浦田延尚が決めた1点を守り切り、5連勝を果たした。9試合負けなし(8勝1分)。松本はJ2首位をキープ。カマタマーレ讃岐は2連敗。
試合後、松本の反町康治監督は次のように試合を振り返った。
「(讃岐について)最初から最後まで3枚(3バック)でやるとは考えておらず、どこかでギアを上げてくると思いました。ただ3枚にしたことによって、ボールポゼッションも相手のほうがしっかりとしてきて数値的にも高かったですが、それにより(松本の)前線の選手がかなり体力を消耗した。その中で最後までよく動いてくれたと思います」
気温31.5℃、湿度69%という高温多湿のなかで戦い切っての勝点3の獲得だ。
「少し雨が降ってきてミストサウナのような状態で、減量したい身としては最高でした。(5連勝と好調だが?)好調だと声を大にしては言えるような状態にはないが、選手一人ひとりがやることをしっかりやって、コツコツとトレーニングでやってきたことが、少しずつ成果になってきていると感じます。気持ちのところでかなり頑張っていることが、この順位につながっていると思います」
これで8月のアウェー戦は終了。千葉、讃岐に勝利を収めた。
「8月残りはホーム2試合。ケガ人など苦しみながらもやってきたのでベストを尽くしたい」
そのように指揮官は気を引き締めた。松本は次節29節8月18日、2位の町田ゼルビアとホームで対戦する。
文:サカノワ編集グループ