【川崎 3-3 横浜FM】日本代表DF高井幸大の執念のジャンプヘッドで劇的ドロー
高井幸大 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
FC東京がJ2降格圏の18位に。
[J1 5節] 川崎 3-3 横浜FM/2025年4月9日19:03/Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu
J1リーグ5節、横浜F・マリノスが89分の天野純、90+2分のヤン・マテウスのゴールで逆転したものの、90+10分、川崎フロンターレの日本代表DF高井幸大の執念のジャンプヘッド弾を叩き込み、3-3で引き分けた。
両チームは今月25日からサウジアラビアで開催されるAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ファイナルステージ(準々決勝~)に臨むため、この“神奈川ダービー”のカードがここで組まれた。
左肩鎖関節脱臼の手術から復活したエースの小林悠が先発。一方、横浜FMはアンデルソン・ロペスがこの日もメンバー外に。ミッドウィークの連戦とあって、メンバーを入れ替えるなかで臨んだ。
7分に大関友翔のJ1初スタメン&初ゴールで、ホームチームが先制する。それでも41分、横浜FMはヤン・マテウスがカットインから左足のショットを決めて、1-1で折り返す。
それでも後半は川崎が優勢に試合を進める。すると67分、セサル・アイダルが鮮烈のロングシュートを叩き込む。
そこから交代選手を挟みながら、試合が目まぐるしく動く。
82分、天野純が執念のスライディング左ボレーをねじ込んで同点に。さらに90+2分、植中朝日が粘って競り合い、こぼれ球をヤン・マテウスが押し込んで、ついに横浜FMが3-2と逆転する。
ところが、これで終わらない。90+10分、コーナーキックに高井が脅威の打点で合わせて、3-3と追い付いてみせた。
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川崎は勝てば暫定首位に立てたが、勝点16に伸ばして3位とした。横浜FMは勝点8で17位に浮上、FC東京が降格圏の18位に順位を落としている。