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壮絶…戦国J2。松本、愛媛はJ3降格確定。京都、12年ぶりJ1昇格!

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

金沢が山形に勝利を収め、大きな3ポイント奪取。

 残り2試合の時点で降格4チームのうち1チームも決まっていなかったJ2リーグは41節、残留を争うSC相模原と松本山雅FCが直接対決し、1-1で引き分けた。また、愛媛FCは水戸ホーリーホックに1-2で逆転負け。一方、ツエーゲン金沢がモンテディオ山形に2-1の勝利を収めた。これで、愛媛、松本の20位以下が確定、来季J3降格が決まった。

 また京都サンガF.C.がジェフユナイテッド市原・千葉とスコアレスで引き分けて、今季2位を当確。12シーズンぶりのJ1昇格を果たした。

 相模原と松本の一戦、松本はルカオが先発復帰。前線のターゲットして機能し、オーバーヘッドによる決定的なシュートも放つ。ところが、選手交代を挟んでいくと次第にパワーダウン。70分にルカオを下げてしまうと、相模原の最終ラインの押し上げが強まり、アウェーチームは劣勢に……。

 そして90分、追い風を生かした相模原が、混戦から児玉が決めて、ホームチームが先制する。

 それでも松本は底力を発揮。90+6分、常田克人が詰めてオウンゴールとなり、土壇場で辛うじて追い付いてみせた。しかし時すでに遅し――。

 相模原の引き分け、金沢の勝利で、松本と愛媛は20位以下が確定。J3首位のテゲバジャーロ宮崎はJ2ライセンスがないため、このまま2位以内で終えるとJ2の19位チームは残留できる。

 ただし、J3は残り1試合。宮崎はすでに全日程を終了し、1ポイント差の2位いわてグルージャ盛岡、2ポイント差の3位ロアッソ熊本はそれぞれ勝利を収めると、いずれもJ2昇格の権利を得られる「自力」の可能性を残している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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