【浦和】ホイブラーテン、クラブW杯に向かうなか婚約者出産。まさに勝利の申し子!マンチェスター・シティとこのあと対戦へ
浦和のマリウス・ホイブラーテン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
運命の大会に。
[クラブW杯 準決勝]浦和 – マンチェスター・C/2023年12月20日3:00(現地19日21:00)/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアム(サウジアラビア)
サウジアラビアで開催中のFIFAクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)準決勝、J1リーグ浦和レッズ(アジア、AFC代表)が12月19日27時(20日3:00、現地19日21:00)から、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(ヨーロッパ、UEFA代表)と対戦する。勝ったほうが決勝で、ブラジル1部フルミネンセFC(南米、CONMEBOL代表)と対決する。
浦和のノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンにとって、まさにこの世界一決定戦は”運命の大会”となった。
ノルウェーメディア『VG』は12月19日、マリウスがちょうどこの大会に向かっていた際、ノルウェーの自宅にいた婚約者が陣痛になったという。その通知を受け取ったのが、トランジットのカタール・ドーハだったそうだ。予定より1週間ほど早く、彼女はそこから出産を迎えた。「ホイブラーテンはサウジアラビアから帰国の許可を得る前に、フェイスタイムで出産に立ち会うことになったのだ」と伝える。
むしろサウジアラビア開催であることも幸いし、一旦、ホイブラーテンはノルウェーへ向かい半日ほど過ごしたという。そのあとクラブW杯に戻り、クラブ・レオン戦で勝利を収めることに成功したそうだ。
彼女も今シーズンは日本で生活していたそうで、新シーズンはそこに新たな家族である長男が加わる。慶事は続くと言われる。まさにホイブラーテンの“家族”が、このクラブW杯での浦和の勝利に向けて、大きな力を与えてくれたのは間違いない。
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28歳のセンターバックはこのあと行われるマンチェスター・シティ戦でも先発出場が確実視される。果たして世界の頂点と言える大エース、アーリング・ハーランド(負傷からリハビリを経て練習に合流)との対決はあるのか。世界一と言って過言ではないタレント軍団とマリウスの対決、とても楽しみだ!