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【浦和】西川周作が語る今季の課題「守る意識が素晴らしく助けられた。ただ、その分…」。29日は優勝の可能性がある横浜F・マリノス戦!

オンラインによる取材に応じた浦和の西川周作。(C)SAKANOWA

ラスト2試合、「ゴールに向かっていく姿勢、前に向かって行く姿をみんなで表現したい」。

[J1 33節] 横浜FM – 浦和/2022年10月29日15:00/日産スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのGK西川周作が10月25日、オンラインによる取材に応じて、29日にアウェーで行われる優勝の可能性がある横浜F・マリノスとの一戦に向けて、そして今シーズンこれまでの戦いから見えた課題などについて語った。

 今季の浦和はリーグ優勝を目標に設定。クラブとしても、リーグをベースに結果を求めていくというスタンスを示して挑んだ。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)では西地区を制して決勝進出を決めた一方、リーグ戦はこれまで10勝14分8敗の勝点44で8位。残留争いに片足を入れそうになったが、そこは回避したというシーズンになった。

 西川は「難しい時期がありました。点が入らず、勝ち切れず、引き分けが多かった印象があります」と振り返る。

「全員で守るその意識が素晴らしいと後ろで守っていて感じて、何度も助けられました。ただ、その分、攻撃に行くパワーがなくなってしまった試合もありました。その使い分けが上手くできれば、どんな相手に対しても戦えると思っています」

 守備など後方で使っていたパワーを、もう少し、前で生かせれば――。そう課題を感じていたという。

「プレッシングを掛けてくるチーム、引いてくるチーム、いろいろありますが、試合の中の使い分けが自分たちでできれば、もっといい結果を出せたと思います。点を取って勝つ意識を残り2試合で示していきたいです。守る意識も大切ですが、ゴールに向かっていく姿勢、前に向かって行く姿をみんなで表現したいです」

 そのように首位・横浜FM打破へ、西川は意欲を示していた。ほぼハーフコートに全員が入ってゲームを進めようとするF・マリノスを相手に、浦和はどのように挑むのか。松尾佑介、あるいはキャスパー・ユンカーなのか……起用される選手によって、戦い方も変わってくる。

 今週末は横浜FMが勝利を収め、川崎がヴィッセル神戸に引き分け以下だった場合に優勝が決まる。

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