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マンチェスター・ユナイテッドが久保建英に「照準」。レアル・マドリードも”止められない”可能性

日本代表での久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

まさにウイングが補強ポイント。1月は現実味が低そうだが、来シーズンであれば…。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、日本代表アタッカー久保建英(Takefu KUBO)の獲得に本腰か!? 

 移籍情報を発信しSNSのエックスでフォロワー23万人を超えるジャーナリストのエクレム・コヌール(@Ekremkonur)氏が、22歳の日本人レフティに、アーセナルFC、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、そしてニューカッスル・ユナイテッドとプレミアリーグの強豪が揃って獲得に向けて関心を持っているとレポートした。

 すると英国メディア『サン』は12月22日、特にウインガーの補強が喫緊のテーマであるマンチェスター・Uが来年1月の冬のマーケットで動く可能性があると報じた。イングランド代表ジェイドン・サンチョが規律違反の繰り返しによるペナルティで、いまだ全体練習に合流しておらず冬の放出が確実視されている。また、母国ブラジルでスキャンダルにあったアントニーもパッとせずにいる。スペインリーグで実績を残してきた”TAKE KUBO”の獲得には以前も動いていて、同メディアは「マンチェスター・ユナイテッドが久保建英に照準を合わせたようだ」と伝えている。

 また、マドリードの地元メディアでは、6000万ユーロ(約93億円)以上の移籍金が提示されれば「(R・マドリードは)拒否しないだろう」と見ている。ラ・レアルに移籍した際、次に他チームからオファーがあった場合、R・マドリードが先に久保と交渉できる権利があると言われる。あるいは、ソシエダが他クラブへの移籍に応じた場合、マドリードがその半額を得られる「50パーセント」の権利も持っているという。

 そのためユナイテッドが「6000万ユーロ以上の好条件」を提示してきた場合、実質決定権を持つマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長も断れないというのだ。

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 CLのラウンド16に進み、1月は日本代表としてカタール・アジアカップ参戦の可能性もあり、久保が冬のマーケットで移籍する可能性は低い。ただ半分の保有権を持つマドリードへの復帰プランが現実味を帯びなければ、スペインリーグで5年を戦ったこともあり、来季2024-25シーズン以降、世界最高峰のプレミアリーグ行きを選択肢に考える可能性は十分ある。

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