【移籍】鹿島がギリェルメ獲得、荒木遼太郎のFC東京へのレンタル発表
鹿島の荒木遼太郎。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ブラジル2部で2023年、公式戦通算48試合・7得点・7アシスト。右ウイングが主戦場で、左にも対応。
J1リーグの鹿島アントラーズは12月24日、CAタジェレス(アルゼンチン)が保有権を持ち2023シーズンはブラジル2部ヴィラ・ノバFCでプレーしたブラジル人ウインガーのギリェルメ・パレジ(GUILHERME PAREDE)を期限付き移籍で獲得した。一方、『10番』荒木遼太郎が、FC東京へ1年間期限付き移籍することも発表された。
ギリェルメの本名は「ギリェルメ パレジ ピニェイロ(GUILHERME PAREDE PINHEIRO)」。1995年9月19日生まれ、ブラジルのノバ・アンドラディナ出身の28歳。右利きで、右ウイングを主戦場としていて、左サイドにも対応。2023シーズンは、セリエB34試合・6得点・6アシストなど公式戦通算48試合・7得点・7アシストを記録している。
ギリェルメ・パレジは「日本でプレーすることは、プロサッカー選手になった時に描いていた夢の一つでした。 素晴らしいクラブでプレーできる幸せをかみしめつつも、家族とともに目標を達成できるという自信を持っています。 2024シーズンは、鹿島アントラーズにとって多くの成功を手に入れる素晴らしい年にしましょう!」とコメントしている。
また、日本代表にも選出された経験のある(出場はなし)荒木のFC東京へのレンタル移籍は、2024シーズン終了まで。その期間、鹿島と対戦する全ての公式戦に出場できない。
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来月22歳になる荒木は「ここ2シーズンは自分の思うようにいかず、このタイミングで環境を変える決断をしました。自分が苦しんでいる時、ずっと支えてもらったアントラーズサポーターの方々には本当に感謝しています。 プロサッカー選手の価値はピッチで示すしかないので、結果を残せるよう頑張ります」と決意を示している。