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最大130億円辞退! エムバペのパリSG退団条項が判明、「残留」も選択肢に

パリSGのエムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ボーナス放棄という「単純なものではない」。

 フランス1部パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)は果たして今年の夏、フリートランスファーとなって新天地を求めるのだろうか。そして噂されてきたスペイン1部レアル・マドリードに移籍するのか。あるいは、イングランド・プレミアリーグに挑戦するのか、それとも……。

 これまでエムバペはパリSGとの1年間の契約延長オプションを行使せず退団する場合、「ボーナス」の受け取りを辞退することで合意していると、フランスやスペインなどのメディアで報じられてきた。その詳しい内容を、ジャーナリストのベン・ジェイコブス (@JacobsBen)氏が1月5日、入手した独自情報として伝えた。

 同氏によると、エムバペサイドは実に契約のうち7000万ユーロ(110億8000万円)から8000万ユーロ(約126億6000万円)と、“100億円”単位の額を辞退することで合意しているというのだ。

 ただし、契約内容は複雑で、額は変動するそうだ。1億ユーロ(約158億円)には達しないと見られるという。

 また、より高額になってしまう別の退団条項も存在すると見られる。いずれにせよ、これまで報じられてきた「ロイヤリティボーナス」を放棄するという「単純なものではない」そうだ。そして、もしも25歳のフランス代表エースがPSGに残留した場合、このインセンティブは獲得できることになる。

 そのため、エムバペがパリ・サンジェルマンと新たな契約を結ぶことも「可能性はゼロではない」とのことだ。

 レアル・マドリードなどでプレーする夢の実現を選ぶのか、あるいはパリSGを世界一のクラブにする野望をともに叶えるのか――。注目を集めるスーパーストライカーはパリSGで戦いながら、夏に向けて、その答えを出すことになる。

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『アス』によるとエムバペは、先日のフランス・スーパーカップのトゥールーズFC戦のあとの取材で、自身の未来について口を開き、「まだ決断していません。しかし、私たちには会長との合意があり、それは全て当事者が保護されることを意味しています。私の将来は単に個人的な問題ではありません」「チームのことを考えなければいけません」と語ったという。 

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