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【浦和】荻原拓也、ディナモ・ザグレブと「契約締結」。現地メディアが報じる

浦和の荻原拓也。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

1年間の期限付き移籍、約8000万円の買い取りオプション。

 J1リーグ浦和レッズのDF荻原拓也(Takuya OGIWARA)が、クロアチア1部ディナモ・ザグレブと正式にサインをしたようだ。現地メディア『sportske novosti』は1月6日、荻原はすでに現地入りしていて4日木曜日に、買い取りオプション付きの1年間の期限付き移籍で「契約を締結した」と報じた。

 荻原は1999年11月23日生まれ、24歳。浦和の育成組織出身でトップチームに昇格。アルビレックス新潟、京都サンガF.C.へのレンタル移籍を経て2023シーズンにレンタルバック。主戦場は左サイドバックで、左MF、右サイドバックもオプションで対応し、リーグ28試合・1得点・1アシストなど国内41試合、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)6試合、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)3試合と、公式戦計50試合に出場した。

 まずレンタル移籍であり欧州5大リーグではないものの、「レンタルバック→主力として活躍→欧州移籍」という、浦和の歴代選手の中でも新たなキャリアパスウェイとなった。

『sportske novosti』によると、移籍期間は当初の半年間から2025年1月までの1年間に伸びて、浦和に支払われるローン料金は20万ユーロ(約3000万円)。その間に買い取りオプションを発動させた場合、50万ユーロ(約8000万円)が浦和に支払われるそうだ。同メディアは、クラブにとって補強ポイントだった4バックの左SBとして、「オギワラがパズルを解決してくれるはずだ」と期待を寄せている。

 また、ディナモのセルゲイ・ヤキロヴィッチ監督はウインターブレイク明け最初の練習日となった1月2日の記者会見で、時差ボケなどを考慮し、荻原と金子拓郎は数日後にチームに合流する予定だと語っていた。

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 ディナモ・ザグレブは休暇前、クロアチア1部リーグで10勝4分3敗の勝点34で暫定3位につける。2試合消化が多い首位HNKハイデュク・スプリトと7ポイント差。日本時間1月17日のシロンスク・ヴロツワフ戦が再開初戦になる。

 浦和からも間もなく正式に発表されそうだ。

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