【浦和】荻原拓也がクロアチア入り。ディナモ・ザグレブで3日メディカルチェック
ACL浦項戦での浦和の荻原拓也。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
指揮官「マンチェスター・シティ戦でのプレーが気に入った」。
J1リーグ浦和レッズのDF荻原拓也が1月2日、クロアチア入りした。3日にもクロアチア1部ディナモ・ザグレブのメディカルチェックを受ける。ディナモのセルゲイ・ヤキロヴィッチ監督が始動日の1月2日に記者会見を行い、時差ボケなどを考慮して、金子拓郎とともに数日後にチームに合流するということだ。半年間の期限付き移籍で、買い取りオプションがつくという。
クロアチアメディア『sportske novosti』によると、ヤキロヴィッチ監督は記者会見で、金子と荻原は2日朝に到着していて、コンディション調整のため合流は数日送れるという。左サイドバックについて、現地メディアは他選手を狙っていると報じていたが、「その間に3日間でオギワラと合意に至った。経済的な面でも合っていた」と、一気に話がまとまったそうだ。また、同指揮官は荻原を「クラシカル(典型的)な左サイドの選手」と見ていて、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)のマンチェスター・シティ戦でのプレーを見て、とても気に入ったという。
メディカルチェックが問題なければ加入が決まるようで、「私は彼が良い選手になると確信している」と評価する。ヤキロヴィッチ監督は「日本とは文化が全く異なるが、金子もいるので、より早く適応できると信じている」と、日本人選手が二人いることがチームにプラスに働くと期待している。
現在24歳の荻原は2023シーズン、レンタル移籍していた京都サンガF.C.から浦和に復帰。左サイドバックを主戦場に、左MF、右サイドバックでプレーし、リーグ28試合・1得点・1アシストなど国内41試合、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)6試合、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)3試合と、公式戦計50試合に出場した。
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ディナモ・ザグレブは現在、クロアチア1部リーグで暫定3位につける。消化が2試合多い首位HNKハイデュク・スプリトとは7ポイントが開いている。日本時間1月17日のシロンスク・ヴロツワフ戦でリーグ再開を迎える。